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寒い季節には、給湯器の配管の中の水が凍結してしまうことによりお湯が使えなくなるというトラブルが起こりやすくなります。
ただでさえ寒い季節ですから、温かいお湯が使えないのは困りますよね。
そこで本記事では、給湯器の凍結を防ぐ方法や、凍結してしまった際の適切な対処法などを紹介していきます。

寒い地域にお住まいの方はもちろん、暖かい地域の方も気を付けて対処していく必要がありますので、ご自宅の給湯器を安全に使いたいとお考えの方はご一読ください。

*現在コロナの影響により、各メーカーにて給湯器の在庫不足が続いております。給湯器直販センターでは自社の倉庫で常時1,000台以上の給湯器を完備していますので、給湯器交換をお考えの方はぜひご相談ください。

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給湯器が凍結する原因とは?

そもそも給湯器の「凍結」とは、配管の中で水が凍ってしまうことで本来流れるべき水の流れがせき止められてしまい、お湯が出てこなくなる現象のことです。
また、水が凍ることによって配管の中で膨張し、結果配管の破裂が起こってしまう危険性も。

凍結の原因は、主に2つあります。
それぞれ確認していきましょう。

原因①外気温の低下による水温の低下

まず、外気温が0℃以下にまで低下している場合は、凍結を起こしやすいです。
なぜなら、水は0℃以下の温度で氷になるためです。

また、凍結は寒い地域でばかり起こるものとも限りません。
むしろ寒い地域では常日頃から凍結予防が行われている傾向があるため、あまり凍結になじみのない暖かい地域のほうが突然凍結のトラブルに見舞われるということも考えられます。
そのため、0℃以下の気温になることが予測されている日には、地域を問わず凍結に警戒したほうがよいでしょう。

原因②配管の中に水が残った状態によるもの

外気温が0℃以下でも、水抜きなどをして水がほとんど残っていない場合や、お湯を細く出し続けている場合など、一か所に水がとどまっていない状況であれば凍結はしづらいです。
逆に、管内にわずかに水が残っている状態で、寒い季節に数時間~数日間程度給湯器を使わず放置していると、残った水が凍結してしまうことがあります。

給湯器で凍結しやすい場所は具体的にどこ?

給湯器につながっている水の流れる箇所で、尚且つ家の外に出ている部分は凍結しやすいです。
特に凍結しやすい場所を以下にまとめました。

給湯器で凍結しやすい場所

  • 給水配管
  • 給湯器本体で給水配管と接続している部分
  • 給湯配管
  • 追い焚き配管

この中で最も凍結することが多いのは、給水配管です。
給湯器本体そのものは、内部にヒーターがついているため凍結することは基本的にはありません。しかし、給水配管と接続している部分はヒーターがついていないので凍結する場合があります。
給湯配管や追い焚き配管は水よりも温度の高いお湯が通る場所のため、凍結のリスクは比較的低いです。

給湯器が凍結しないように普段から行える対策

給湯器を凍結させないための対策は、普段から行うことができます。
寒い季節には以下の3点をできるだけ行うようにしましょう。

対策①自動ポンプ運転を使う

追い焚き機能つきの給湯器には、凍結を防止するための「自動ポンプ運転」という機能があります。
この機能は、外気温が低いと検知された際に、浴槽に残ったお湯を循環させて対処することで凍結を防ぐというものです。
自動ポンプ運転のついている給湯器をお使いの際は、この機能が作動する条件をよく確認したうえで、就寝前に浴槽にお湯を残しておくとよいでしょう。

ただし、注意点があります。
自動ポンプ運転は、追い焚き配管の凍結のみを予防するための機能です。
そのため、水道配管の凍結防止には次に紹介する2つの対策も併用する必要があります。

対策②就寝時に少量のお湯を出しておく

夜に気温が大きく下がることが予想できる日は、寝る前に蛇口から4mm程度の細いお湯を出したままにして就寝しましょう。
ひと晩中、配管内をお湯が少量でも流れ続ける状態にしておくことで、凍結を防ぐことができます。

お湯を出すことのできる蛇口であれば問題ないため、お風呂やキッチン、洗面台など、お湯を出す場所はご状況に合わせて選びましょう。
また、この方法は水が凍ってしまうことを防ぐための対策ですので、お湯の温度は最高に設定しておくことが望ましいです。
ただし、給湯器によってはリモコンの運転を切ったうえでこの方法をとることが推奨されている場合もあるため、まずはお使いの給湯器の説明書を確認してから対処してください。

対策③長期間不在にするときは水抜きをする

旅行や出張、帰省などで、寒い季節に長期間家をあける場合は、「水抜き」をしましょう。
また、対策②で紹介したお湯を出しっぱなしにする方法では不安なときには、就寝前に水抜きをするという対処法もあります。
水抜きをしておくと、管内にわずかに残った水をすべて取り除くことで、凍結のリスクを回避できます。

給湯器によって水抜きの手順は異なります。
必ず、給湯器の説明書を確認しながら正しい手順で水抜きを行ってください。

対策④凍結防止グッズを活用する

ホームセンターなどでは、ご自身で対処できる凍結防止グッズが販売されています。
配管に巻き付けるタイプの電熱線ヒーターや、断熱材などさまざまなものがありますので、上記で紹介した方法だけではご不安な場合はぜひ探してみてください。

給湯器で凍結が起きてしまったときの対処の手順

万が一凍結が起こってしまっても慌てずに対処していきましょう。
適切な対処の手順を一つずつ紹介します。

対処の手順①プラグを抜かず、リモコンだけを切る

まずは、給湯器のリモコンをOFFにしましょう。
キッチンとお風呂など2箇所にリモコンがある場合は、どちらもOFFになっているか確認してください。
このとき、切るのはリモコンのみです。
対処後に正常に給湯器が動くかどうか確認できる状態にしておく必要があるため、給湯器本体のプラグは抜かないように注意しましょう。

また、リモコンがないタイプの給湯器では、手作業でガスの元栓を閉じることで対処します。

対処の手順②凍った部分が外気温で自然解凍されるのを待つ

あとは、外気温が上がることで少しずつ解凍されるのを待ちましょう。
凍結は、基本的には気温が大きく冷え込む夜に起こります。
寒い季節でも日中は比較的気温が高いため、時間を置けば自然解凍で対処できることが多いです。

少し時間が経ったらお湯の蛇口をひねって、解凍されたかどうかを確認しましょう。

対処の手順③水漏れがないか確認する

無事に自然解凍で対処できたら、最後に給湯器や配管の周りで水漏れが起きていないか確認します。
水漏れが起きているのであれば凍結によって配管が破裂していることが考えられるため、そのまま給湯器の使用を続けると危険です。
業者に連絡して対処を依頼しましょう。

すぐにお湯を使いたいときの対処法

上記で紹介した基本的な対処法は、自然解凍に頼る方法のため、どうしても一定の時間がかかってしまいます。
自然解凍を待たず、すぐにお湯を使いたい場合の緊急対処の方法も紹介します。

対処の手順①リモコンを切る

最初の手順は、基本的な対処法と同様です。
プラグは抜かず、キッチンとお風呂の給湯器のリモコンを切りましょう。

対処の手順②蛇口を開ける

次に、お湯の出るほうの蛇口を開けて、凍結対処後にお湯を出せる状態にしておきます。

対処の手順③ガス栓を閉めて給水元栓を回す

給湯器本体のほうに向かい、ガス栓を閉めたあと、給水元栓を回します。
まれにガス栓と給水元栓を間違えることがあるため、事前に説明書などでそれぞれの栓の場所をよく確認してから対処を行ってください。

これで蛇口から水が出た場合は問題ないのですが、給水元栓を回しても水が出ない場合や、給水元栓自体が回らない場合もあります。

まず、給水元栓は回るのに蛇口から水が出ないときの対処法についてです。
この場合は、他の部分が凍結していることが考えられます。
そのため、給水元栓を一度閉めてから、自然解凍されるのを待つという対処法になります。

次に、給水元栓自体が凍って回らないときの対処法です。
まずは給水元栓のまわりにタオルを巻きます。その後、30℃~40℃程度のぬるま湯を少しずつかけることで対処してください。
このとき、給湯器のコードやコンセントにお湯がかかってしまわないように細心の注意をはらいましょう。

給水元栓の凍結が解消されて栓が回るようになったら、タオルを外し、最後に乾いた布を使って水分をすべて拭き取ります。
水分の拭き残しがあると、今度は残った水分が凍ることで再び凍結する可能性があるためです。

対処の手順④水漏れがないか確認する

無事にお湯が出てくることが確認できたら、最後に給湯器や配管の周囲を確認して、水漏れがないかどうかを見ておきましょう。
水漏れが見つかった場合は、業者に対処してもらうことになります。

給湯器が凍結した際の対処法のNG例

給湯器が凍結したときに、やってはいけない対処法があります。
それは、配管などに熱湯をかけて解凍することです。
早く対処したい場合などは、熱湯をかけたほうがよいと思われるかもしれませんが、この方法では配管の破損につながってしまうことがあります。
配管が破損すると、修理するために時間もお金も必要になってしまうため、焦らずに落ち着いた対処をしましょう。

給湯器が凍結した際の基本的な対処法は、自然解凍を待つこと

いかがでしたか?
給湯器のトラブルのひとつである「凍結」とはどのような現象なのか、原因や対策、対処法を紹介しました。

給湯器の凍結対策は、比較的簡単なものが多いです。
しかし、ついうっかり対策を忘れてしまった場合などは凍結してしまう場合もあります。
給湯器が凍結してしまった際は、熱湯をかけたりせず適切な手順にならって自然解凍を待つという対処法が安全です。

自然解凍を待ってもなかなかお湯が出てこないという場合は別の不具合が考えられます。
また、水漏れが確認できたときはすぐに業者に対処を依頼しましょう。

給湯器直販センターでは、給湯器のトラブル相談や修理・交換対応を行っています。
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