給湯器は日常生活において必須とも言えるアイテムであり、常に使用できる状態にしておく必要があります。
そして給湯器は消耗品であり寿命があるため、一定期間が過ぎたら交換を検討しなくてはなりません。
交換工事を依頼するのであれば、「どのくらいで作業は終わるのか」について理解しておくことが望ましいでしょう。
工事にかかる時間が把握できれば、予約をする際のスケジューリングなどに大いに役立ちます。
この記事では、給湯器交換工事にかかる所要時間や給湯器交換業者の選び方などについて解説します。
給湯器の交換を検討している方は、ぜひ一度参考にしてみてください。
*現在コロナの影響により、各メーカーにて給湯器の在庫不足が続いております。給湯器直販センターでは自社の倉庫で常時1,000台以上の給湯器を完備していますので、給湯器交換をお考えの方はぜひご相談ください。
給湯器交換にかかる時間
給湯器交換にかかる時間は、おおむね2~6時間程度だと言えます。
一般的な住宅にある通常の給湯器の交換であれば、2~3時間程度で完了することもあるでしょう。
ただし、床暖房や浴室乾燥を使う場合に設置されている熱源機を交換するのであれば、本体が重く作業がしにくいため5~6時間程度は見ておくべきです。
また、一般的な給湯器を省エネタイプに切り替える際には、排水用配管の設置などが必要になるため時間がかかるケースが多くなっています。
上記はあくまでも目安であり、建物の構造や給湯器の設置場所など様々な条件によって工事時間がさらにかかってしまうケースも多々あります。
工事の予約をする際には、なるべく時間に余裕がある日にすることが望ましいでしょう。
可能であれば、半日空けられる日に予約するのが理想です。
給湯器交換に立ち会いは必要か
「給湯器の工事に立ち会わなければ、時間がない日にでも依頼できる」と考える方もいるかもしれませんが、屋外・屋内に限らず立ち会いは原則必要だと認識しておきましょう。
特に工事を屋外で行う場合は不要に感じられるかもしれませんが、工事の終盤ではリモコンの試運転など屋内での作業も基本的に発生します。
また、何らかの問題が発生した場合には、作業員からの報告をすぐに受けられるようにしておいた方が良いでしょう。
トラブルを避ける意味でも、立ち会いはした方が無難です。
どうしても仕事で日中は不在になってしまう場合、賃貸住宅であれば物件管理人に代理で立ち会ってもらう選択肢もあります。一戸建ての場合はなかなか難しいことも多いのですが、日中に屋外での作業をしてもらい、夜間自分が帰宅した際に再度来てもらって屋内の作業をしてもらえることもあります。
給湯器交換の流れとは
ここでは、給湯器交換工事の一般的な流れについて簡単に紹介します。
申し込み
給湯器交換工事はまず、業者に連絡をして申し込むことから始まります。
電話やメールはもちろん、近年ではLINEなどのツールで連絡を受け付けている業者もあるため、連絡方法を確認してみましょう。
申し込みの連絡を入れたらすぐに業者が来てくれるわけではなく、日程のすり合わせをします。
特に10月~2月の寒い時期は給湯器業者の繁忙期であり、予約がいっぱいで連絡から工事までが大きく開いてしまうこともあるため早めの連絡が大切です。
まずは事前調査による見積もり作成をしてもらい、その後納得のうえで工事着工を依頼します。
本体の取り寄せには1日~1週間程度かかるため、計画的な依頼が望ましいでしょう。
交換工事の実施
予約した当日になったら、業者が来てまず現在設置されている給湯器の取り外し作業を始めます。
この際、ケースによっては据付板の交換が必要になることもあり、通常よりも時間がかかりやすいでしょう。
また、配管の延長などを伴うケースでも、作業が多少複雑になります。
その後、新しい給湯器の取り付けを行い、配管や配線を接続したら、室内での作業に移ります。
室内で浴室やキッチンのリモコンを交換すれば、基本的に作業は終了です。
工事後の確認
工事が完了すれば全て終了というわけでなく、最後には動作確認を行います。
ガス漏れや水漏れなどの重大な接続不良が発生していないか、給湯は滞りなく行われているかなどを確かめるため、リモコンを使って確認を行います。
また、このタイミングでリモコンの操作方法を聞くことができるため、工事後の業者とのやり取りは意外と重要です。
このタイミングで、心配なことや気になっていることを業者に確認しておくようにしましょう。
給湯器交換業者の選び方
ここでは、給湯器交換業者の選び方について5つに厳選して解説します。
スピード感
給湯器の交換工事においては、スピード感がとても大切です。
給湯器の故障と言われてピンとこない方も多いかもしれませんが、給湯器が使えないままだとお風呂に入ることができず、非常に不便です。
たとえ夏場であっても水で体を洗うのは想像以上に辛く、なるべく早期に修理・交換をしてもらわなければ困ってしまうでしょう。
スピード感についてチェックするうえで、24時間365日営業かどうかは非常に大切な要素です。
夜間に起きたトラブルに対応してくれるだけでも、安心感は全く異なるでしょう。
特に入浴は夜間する方が多く、突然のトラブルに対応してもらえる業者かどうかは大切なチェックポイントだと言えます。
また、たとえ24時間対応をしていたとしても、連絡から現場の到着までに時間がかかってしまうようであれば、やはり不安です。
「連絡から○○分」などと到着までの時間を表記してくれている業者なら、対応までの時間がかかるため安心でしょう。
実績
業者の信頼度を図るうえでは、実績のチェックが非常に大切です。
これまでに受注・作業をした件数や、利用者の口コミなどをチェックするようにしましょう。
安心できる業者を選ぶのであれば、年間1万件の作業実績がある業者に依頼するのがベストでしょう。
施工件数はわかりやすい実績であるため、ある程度の件数をしっかりと営業している業者であれば載せているものです。
もし載せていないということであれば、作業実績がまだ十分でない可能性があると考えられます。
また、利用者の生の声を口コミなどのかたちでチェックすることも大切です。
ご自身と同じような状況に置かれていた利用者がどのような感想を抱いたのかは、非常に重要な情報になります。
価格
業者選びの際に欠かせない要素が、価格に関することです。
安さだけにこだわると質の悪い業者に遭遇してしまう可能性はありますが、同じ工事内容をしてもらえるのであれば、価格がなるべく安いところに依頼したいところです。
特に相場よりも理由なく高い業者に依頼してしまうと無駄な支出が出てしまうため、可能な限り避けたいところでしょう。
その際には、一般的な工事料金の相場を理解しておく、何社かの相見積もりを取るなどの方法が効果的です。
また、見積もりを取った際にその内容が明確か否かも、とても大切なチェックポイントです。
見積内容が「○○工事一式」などアバウトな場合は、後で追加費用の請求を行うなど悪質なケースも考えられるため、正式な依頼前に遠慮せず確認するようにしましょう。
アフターフォロー・保証
アフターフォローや保証の充実度も、業者選びの際には考えておきたいポイントです。
しっかりとした工事を行ってもらえれば基本的に工事後のトラブルは発生しないと考えられますが、それでも万が一のケースは発生する可能性があります。
万が一事故後に原因不明の不具合が発生してしまっても、工事した業者が保証やアフターフォローをしてくれたら安心でしょう。
保証書の発行や永久保証など、アフターフォローや保証が充実している業者に依頼すれば工事後も安心です。
工事後の不具合に対し、調査や修理、交換を無料で行ってくれる業者もあります。
工事費用は安いに越したことはありませんが、そのために工事後不具合が発生してしまって追加費用が発生しては、元も子もありません。
業者選びの際には、アフターフォロー・保証の有無をチェックしておきましょう。
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給湯器交換にかかる時間を知っておきましょう
今回は、給湯器交換にかかる所要時間などについて解説してきました。
ご自宅の給湯器の交換工事を依頼する際の、良い判断材料となりましたでしょうか?
給湯器の交換工事は連絡後すぐに行ってもらえないことも多いため、なるべく計画的に依頼することが望ましいでしょう。
給湯器直販センターは給湯器のトラブルのご連絡を24時間365日体制で受け付けています。施工実績NO1なので安心してご利用頂けます。即日交換にも対応しております。安心の延長保証(保証書付き)や工事の永久保証などを行っているため、どうぞお気軽にご相談いただけたら幸いです。
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