給湯器には寿命があり、一定年数使用を続けるとどうしても経年劣化による不具合が発生しやすくなります。
故障してしまった給湯器を使い続けると動かなくなるリスクだけでなく、最悪の場合は事故が発生するリスクも負わなくてはならなくなります。
寿命を迎えたら新しい製品を購入し、古くなった給湯器は処分する必要があるでしょう。
ただし、給湯器を処分する際には、処分方法に気を付けなければならないことを理解しておく必要があります。
そのためこの記事では、給湯器は粗大ゴミなのか、そして給湯器の処分方法について解説します。
給湯器の処分を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
給湯器は粗大ゴミとして処分できるのか
結論からお話しすると、給湯器は粗大ゴミとして処分できないと考えておいた方が良いでしょう。
ほとんどの自治体では、給湯器の回収を受け付けてはいないためです。
給湯器を処分するには、まず取り付けてあったものを取り外す必要があります。
ただし取り外しと簡単に言っても、電気やガス、水道とつながっている機器である給湯器を外すことは、実際にはそれほど単純なことではありません。
専門的な知識や資格が必要になるのが原則であるため、基本的には業者等の専門家に依頼するのが通常でしょう。
そして事業者が関わった時点で産業廃棄物扱いとなるため、原則として自治体では受け付けられないとの判断になるのです。
実際には自治体によっても判断が変わりますが、通常は粗大ゴミに出せないと考えておいた方が良いでしょう。
給湯器の処分方法
ここでは、給湯器の具体的な処分方法について紹介します。
給湯器を取り外した業者・事業者にそのまま依頼
最もシンプルな方法として挙げられるのが、給湯器の取り外しを依頼した業者にそのまま回収も依頼することです。
ガス会社や電気事業者、給湯器業者などが選択肢として挙げられるでしょう。
追加料金が発生することもありますが、そのまま依頼できるためスムーズで手間もかからず、忙しい方にとっては最もおすすめできる方法だと言えます。
リサイクル業者に買い取りを依頼
リサイクル業者に取り外した給湯器を持って行き、買い取ってもらう方法も考えられます。
買い取ってもらえるのであれば、処分費用がかからないだけでなく売却による利益を得ることもできるでしょう。
ただし、製品のメーカーや状態によっては、買い取りをしてもらえないこともあります。
また、自分で店舗などまで運んでいく必要があり、時間と手間がかかってしまう点には注意しなければなりません。
不用品回収業者に引き取りを依頼
不用品回収業者に依頼すれば、給湯器を引き取ってもらえます。
不用品回収業者であれば改めて依頼する必要はありますが、電話するだけで任意の時間に任意の場所へ引き取りに来てくれるため、手間がかかりません。
ただし業者によっては運搬費が別途かかる可能性があるため、トラブルを避けるためには事前に料金をチェックしておくことが大切でしょう。
知人に譲る
もし要らなくなった給湯器を必要としている知人がいれば、譲ってしまうことも選択肢の1つです。
もし引き取ってもらえれば処分費用がかからず、相手が取りに来てくれるのであれば運搬の手間もかかりません。
ただし都合よく給湯器を求める知人が現れる可能性は決して高くなく、古くなった給湯器を求める可能性は低めであることは理解しておきましょう。
給湯器は粗大ゴミでは処分できません!正しい処分方法を押さえましょう
今回は、給湯器の処分方法について解説/紹介してきました。
ご自宅の給湯器を処分する際の方法を確認する、良い機会となりましたでしょうか?
給湯器は粗大ゴミで出すことが原則できないため、取り外しを依頼した業者などに回収を依頼するようにしましょう。
給湯器直販センターでは、給湯器の交換を即日対応でおこなっております。電話はもちろんLINEでもご質問いただけるため、給湯器に関して気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
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